テレクラでのテレフォンセックスという言葉からどのようなプレイを想像するでしょうか。
このように問いかけられたとき、筆者である私自身も含めて、極めてステレオタイプなプレイを想像してしまうというのはもはや仕方がないというもの。
電話を通した声だけでの性行為、淫語プレイ、役割を分担したイメージプレイ、出会いのための口説き、精神的な癒やしのための性的要素抜きの女性との会話、などなど、あげていくとこのようなプレイが、テレクラでのテレフォンセックスの主要なプレイの一覧ということになるのではないでしょうか。
リスト化してみて一望すると、楽しみ方の幅がとても狭いのではないか、という風にも思ってしまいがちです。
しかし、このように限定された範囲内での楽しみではありながらも、テレフォンセックスというのは依然としてとても魅力的なプレイでありつづけています。
テレフォンセックスの横綱になろう
たしかに、テレクラのテレフォンセックスというのは、ある程度は限定された範囲でのプレイが中心になります。
しかし、相撲という競技がある限定された領域の中で自由自在に様々な可能性を提示するように、テレクラでのテレフォンセックスという行為にも、そのような、プレイの範囲が限定されているからこそ発生する自由、いわば、不自由の自由という側面が発生するのも事実というものです。
一口に淫語プレイやイメージプレイ、といっても、その言葉の奥には様々なバリエーションがあるように、限定されている楽しみというのはどこまでも狭く深く掘り進めていくことが可能なのです。
テレクラでのテレフォンセックスという時空間が終了するまでに、いわば、土俵際でどこまで粘るか、どのようにして、鮮やかで力強い技の応酬をキメられるか。
テレクラでのテレフォンセックスは、狭い土俵の上で、言葉を通して自由自在に動き回るときに魅力を最大限に発揮します。
あなたがテレフォンセックスの横綱になるとき、「出会い」への道筋を一直線に押し出す電車道、といった貫禄のあるプレイも可能になるかもしれません。